離婚後に忘れてはいけない手続き12個を紹介

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離婚したとなると、

・名義変更の手続きは何がある?
・離婚後はたくさん手続きすることがあるの?

と悩んでいる方が解決できるブログになっています。

この記事「離婚後に忘れてはいけない手続き12個を紹介」を読むと、最低限やっておくといい手続きを分かるようになります。




離婚後にやる手続きは12個もあるので忘れずにやろう!

離婚後にやる手続きは12個もあるので忘れずにやろう!

離婚すると、姓を変えていた方は旧姓に戻ったり、新居へ引っ越した方は住所変更など、さまざまな手続きをする必要があります。

生活状況によって手続き状況が異なりますが、離婚後に最低限やっておかなければならない手続きが12個あります。

離婚後の手続き重要度1 新たな健康保険・国民年金への切り替え

配偶者の扶養家族として健康保険や厚生年金、共済組合に加入していた方は、健康保険を切り替える手続きをしましょう。

切り替えるためには、今まで入っていた保険から脱退し、新たに国民健康保険か社会健康保険に入ります。

この手続きには、前回入っていた保険の喪失を証明する「健康保険被扶養者喪失証明書」が必要となりますので、相手方に貰うようにしてください。

すでに社会健康保険保険に加入している場合は、勤務先に姓、住所の変更などの届け出をしましょう。

ただし、子どもを扶養する場合は、扶養変更と合わせて、子どもの健康保険の切り替え手続きが必要です。

なお、手続きの流れはコチラからご覧いただけます。

離婚するなると、「扶養家族になっているけれども、健康保険は使えなくなる?」「今後、健康保険はどうしたらいいの?」と悩んでいる方が解決できるブログです。この記事を読むと、今まで健康保険の利用できるか、新しい保険の加入方法を分かるようになります。

離婚後の手続き重要度2 銀行の預金通帳の名義変更

離婚によって姓が変わった方は、銀行に出向いて名義変更をする必要があります。
手続きで必要な持ち物は、4点になります。

  • 通帳
  • キャッシュカード
  • お届印
  • 新しくお届けになるご印鑑(お届けのご印鑑を変更いただく場合)

このほかに本人確認で運転免許証や戸籍謄本などが必要となります。銀行によって、確認内容が異なりますので、出向く前に取引銀行の支店に問い合わせましょう。

なお、児童手当などの行政からの手当は銀行口座に振り込まれます。離婚した際には速やかに変更し、児童手当やひとり手当ての手続きをするようにしてください。

離婚後の手続き重要度3 児童手当の受給者変更

児童手当は養育状況によって異なりますが、変更する場合は3つの書類を担当窓口で書きます。

  • 受給事由消滅届
  • 認定請求書
  • 住所変更届

この手続きには、「離婚後の戸籍謄本」「住民票」「印鑑」「養育者名簿の預金通帳」「養育者の健康保険証の写し」が必要となりますので、手続きの際には必ず持って行きましょう。

また、各自治体によって異なりますが「所得証明書」が必要なこともあります。

なお、離婚前に児童扶養手当の受給者変更をした方は特に手続きはありませんが、念のために担当窓口に問い合わせましょう。

離婚後の手続き重要度4 ひとり親、父子母子手当ての申請

ひとり親になると、国、市町村の手当てを受けることができます。
ただし、この手続きには戸籍謄本が必要となります。離婚届の提出日にはまだ戸籍謄本ができていないため、後日申請する流れになります。

この申請手続きで必要な持ち物は、戸籍謄本以外に、子どもの健康保険証の写し、受給する預金通帳、運転免許証などの身分証明書などが必要となります。

こちらの手続きも生活状況に異なり、必要な持ち物も異なります。そのため、離婚届を提出をしたときに、担当窓口に問い合わせましょう。

なお、筆者は住民票と居住所が異なったので、児童民生委員が自宅を確認したことを証明とした書類も申請に必要でした。

離婚後の手続き重要度5 マイナンバーカードの変更手続き

マイナンバーカードには氏名や住所が記載されているので、変更があった場合はお住いの市区町村役場で「個人番号カード券面記載事項変更届」を出す必要があります。

氏の変更は14日以内、引越しの場合は転居してから2週間以内となっています。

この手続きで必要な持ち物は、3つとなります。

  • 運用中のマイナンバーカード(個人番号カード)
  • 住民基本台長用パスワード(数字4ケタ)
  • 印鑑(認印)

離婚後の手続き度6 運転免許証の記載内容の変更手続き

氏名や住所など免許証に載っている内容の変更は、警察署または免許証センター、運転免許試験場で行えます。

氏名と本籍の変更は、2つの持ち物が必要です。

  • 運転免許証
  • 本籍(国籍)記載された住民票(マイナンバー(個人番号)が記載されていないもの)

住所変更で必要な持ち物は、2つになります。

  • 運転免許証
  • 新しい住所が確認できる書類

マイナンバーが記載されていない住民票や健康保険証、消印付郵便物でも問題ありません。

筆者は住民票の移動をしていなかった時期だったので、宛先が転送シールで貼ってある弁護士からの郵便物を提出したところ、とくに問題なく手続きができました。

なお、警察署または免許証センター、運転免許試験場の手続き時間は、警視庁の「記載事項変更(住所・本籍又は氏名の変更の方)」でご確認いただけます。

離婚後の手続き重要度7 扶養控除の変更手続き

扶養家族がいなくなった場合は、勤務先に扶養者異動届を提出してください。

なぜなら、離婚後も子供の扶養控除、扶養手当は継続しますが、片方の親だけが受けることが決まっており、両方が受けた場合は罰則の対象になっているからです。
そのため、離婚前にどちらの親が扶養控除を受けるか決めておくといいでしょう。

なお、提出後は、所得税や住民税などの扶養控除がなくなります。また勤務先で異なりますが、家族手当もなくなります。

離婚後の手続き重要度8 クレジットカードの名義変更

クレジットカードの名義変更は、カード会社に電話し、名義変更届け出用紙を送付してもらい、必要な内容を記入し投函するだけです。
ただし、この書類を記入する際には離婚後の印鑑が必要です。

また、クレジットカードの名義と引き落とし口座の名義が同じでなければいけません。
そのため、先に銀行口座の名義変更の手続きをしたあとに、クレジットの名義変更の手続き行なうようにしましょう。

引越しで住所が変わっただけの場合は、カード会社に連絡すると名義変更と同じ流れの手続きになります。最近では、ホームページから住所の変更をすることができます。

離婚後の手続き重要度9 自動車の名義変更の手続き

自動車の名義変更や移転登録は、陸運局が窓口となります。
自分自身の名義になっている車で移転登録だけの場合は、3つ必要です。

  • 印鑑証明書
  • 車庫証明書
  • 収入印紙500円

ただし、元配偶者名義の車を自分の名義に変更する場合は、上記3つ以外に6つが必要となります。

  • 元配偶者の譲渡証明書
  • 印鑑証明書
  • 車検証
  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 委任状

離婚で自動車を譲り受ける場合は、夫婦間でトラブルになるケースもたびたびありますので、不安の場合は行政書士や代行業者に依頼しましょう。

なお、自動車の名義変更の流れは、コチラを合わせてご覧ください。

離婚して相手から車を貰ったけれども「車の所有者を変更したい!」「手続きは、自分自身でやらないといけないの?」と疑問を持った方が解決できるブログになっています。この記事を読むと、離婚したときの車の名義変更の手続きの場所や必要な書類が簡単に分かります。

離婚後の手続き重要度10 印鑑登録の変更手続き

結婚した姓で印鑑登録していた場合は、旧姓に戻ることで印鑑登録は廃止されるため、改印手続きをする必要があります。
持ち物は、「印鑑登録証」「運転免許証などの本人確認書類」になります。

なお、離婚後に他の市町村に転居した場合は、新しい居住地で手続きを行います。

また、同じ市区町村内に引越しをした場合は、転居届の提出と同時に、印鑑登録上の住所も変更になります。 あらためて印鑑登録をおこなう必要はありません。

離婚後の手続き重要度11 生命保険の変更手続き

生命保険の名義変更の手続きは、保険屋会社から変更届を送付してもらい、必要事項を記入し、印鑑証明証と合わせて投函することが基本です。
また、契約者の変更だけであれば、訂正証明書類に旧姓や住所の分かる本人確認書類(運転免許証など)を送付するだけでも可能な保険会社もあります。

なお、保険の加入パターンで一般家庭で多くみられるケースの夫(妻)の保険に、妻(夫)の保証をつける夫婦型の保険に加入していた場合、離婚をすると妻(夫)の保証は消滅します。

離婚後の手続き重要度12 パスポートの名義変更手続き

離婚をした場合、パスポートの記載事項変更手続きが必要なのは、氏名・本籍・性別・生年月日に変更があった場合だけです。
「本籍は変わらないけど、ただ単に居住地が変わった」という場合は、変更手続きは必要ありません。

なお、姓などが変わった場合は2通りの方法になります。

  • 新しいパスポートを作る手続き
  • 現在持っているパスポートの有効期限を引き継いだ状態での変更

離婚後の手続きはリストにして効率よくやろう!

離婚後の手続きはリストにして効率よくやろう!

離婚後の手続きは、かなりの数になります。それも役所だけではなく、会社や銀行、警察署などと様々な場所に出向き手続きをしなければなりません。

お住まいの場所によっては各手続き場所が遠いことがあったり、平日しかできなかったりするので、段取りよく進めることがポイントです。

なお、12個の手続きは離婚後に優先度が高い手続きになります。このほかにも離婚後にやることはたくさんあります。離婚後の手続きリストがありますので、確認しておきましょう。

離婚をするとなると「手続きは何があるの?」「子どもの手続きもやるの?」 と悩んでいる方が解決できるブログになっています。 この記事では、離婚後に必要なリストを参考にしてチェックすることができます。漏れが防げて便利です。

離婚後の手続きは書き出して効率よくやろう

離婚後の手続きは、

  • 12個の手続きは最低限やっておく
  • 健康保険の切り替えと預金通帳の名義変更は早めにやる
  • 手続きの数が多いので、段取り良く行う

この3つを押さえておくと、必要な離婚後の手続きを見落とさずできます。

平日に仕事をしている方は、極力休む日数を少なくできるよう、一度、行く順番を紙に書き出すと効率よく動くことができます。

では、次はコチラに目を通しましょう。知っておいて損はしない情報です。

離婚して子ども生活するとなると、「新しい環境に子どもは影響していないのかな?」「子どもに対して何か気をつけることはある?」と悩んだ方が解決できるブログになっています。 この記事を読むと、子どもに対して気をつけること自分自身のケアまで5分で分かります。
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