離婚する人が増えているけれども、
・若い人が離婚するの?
この記事「日本の離婚率とその別れた原因を知っていますか?」を読むと、日本の離婚率と別れた原因がかんたんに分かります。
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日本の離婚率は約35%前後で3組に1組が別れている
日本の離婚率は、約35%前後です。
平成27年度の厚生労働省の調査によると年間の離婚件数は22万件にものぼっており、3組に1組が離婚することになります。
なお、1970年の離婚率は9.3%で、それ以降は右肩上がりになっています。2000年以降は下がることはありますが、30%は維持しています。
離婚した夫婦の年齢別は30代が1位
平成27年度の厚生労働省の調査結果をもとによる年齢別の離婚率は、以下の表の通りです。
夫の年齢別 | 妻の年齢別 | ||||
1位 | 30~34歳 | 17% | 1位 | 30~34歳 | 19% |
35~39歳 | |||||
40~44歳 | |||||
4位 | 45~49歳 | 12% | 2位 | 35~39歳 | 17% |
5位 | 25歳~29歳 | 11% | 3位 | 40~44歳 | 16% |
6位 | 20~24歳 | 5% | 4位 | 25~29歳 | 15% |
55~59歳 | 5位 | 45~49歳 | |||
7位 | 60~64歳 | 4% | 6位 | 20~24歳 | 11% |
8位 | 65~69歳 | 3% | 7位 | 50~54歳 | 7% |
9位 | 70歳~74歳 | 1% | 8位 | 55~59歳 | 6% |
10位 | ~19歳 | 0.3% | 9位 | 60~64歳 | 3% |
65~69歳 | |||||
11位 | ~19歳 | 1% | |||
70~74歳 |
年齢別では、いずれも30代、40代の離婚率が高いことになります。
年齢別による離婚は、夫・妻のランキングを見ても、さほど差がありません。
離婚した夫婦の婚姻期間は5~10年
平成27年度の厚生労働省の調査結果をもとによる婚姻期間の離婚率は、以下の表の通りです。
5~10年 | 23% |
10~15年 | 15% |
15~20年 | 11% |
1~2年 | 8% |
20~25年 | |
2~3年 | 7% |
3年~4年 | |
1年未満 | 6% |
4~5年 | |
20~25年 | 4% |
35年~ | 3% |
30~35年 | 2% |
婚姻期間を見てみると、年齢別と比例しています。
1位の5~10年を見ると、20代で結婚し30、40代で離婚するという流れが多いのではないでしょうか。
離婚する夫婦の原因は性格の不一致が1位!
平成27年度に全国の家庭裁判所に申し立てられた離婚調停の原因は、以下の通りです。
夫から申し立てがなされたもの | 妻から申し立てがなされたもの |
||||
1位 | 性格が合わない | 61% | 1位 | 性格が合わない | 40% |
2位 | 精神的に虐待する | 19% | 2位 | 生活費を渡さない | 28% |
3位 | 家族親族と折り合いが悪い | 15% | 3位 | 精神的に虐待する | 26% |
異性関係 | 4位 | 暴力を振るう | 23% | ||
5位 | 性的不協和 | 13% | 5位 | 異性関係 | 18% |
6位 | 浪費する | 12% | 6位 | 浪費する | 11% |
7位 | 同居に応じない | 10% | 7位 | 家族を捨てて省みない | 9% |
8位 | 暴力を振るう | 8% | 8位 | 家族親族と折り合いが悪い | 8% |
9位 | 家族を捨てて省みない | 6% | 性的不協和 | ||
10位 | 病気 | 5% | 10位 | 酒を飲みすぎる | 6% |
11位 | 生活費を渡さない | 4% | 11位 | 病気 | 3% |
12位 | 酒を飲みすぎる | 2% | 12位 | 同居に応じない | 2% |
【表の出典】最高裁判所平成27年度司法統計家事事件
いずれの離婚原因の1位は「性格が合わない」であり、夫からの場合は半数以上の結果になっています。
また、ドラマでは夫が外で不貞関係をしているイメージが強いですが、結果によると夫からの離婚原因では3位に「異性関係」が入っています。
実際には、女性側の異性関係も多いことが分かります。
最近の離婚率は30%をキープしている状態
日本での離婚事情は
- 夫婦とも離婚する原因は「性格の不一致」が1位!
- 年齢別のランキングには差がない
- 婚姻期間は5~10年が多い
この3つを知っておくと、日本の離婚事情が分かります。
では、次はコチラに目を通しましょう。知っておいて損はしない情報です。