自己愛性パーソナリティ障害となると、
・何度も何度も同じことを言ってきて、疲れる。
この記事「異常な執着心がある自己愛性パーソナリティ障害者の対応方法」を読むと、強い執着心が起こる心理とその対応が分かります。
Contents
執着心とは1つのモノに固執する心の状態
誰もが、モノや人、出来事に思い入れをいることがあります。
しかし、その気持ちが強くなっていくと、「執着がある」「執着心が強い」に変わっていき、人に悪い印象を与えていきます。
執着心とは1つにとても強く固執すること
執着心とは、一つのことに捉われて、そこから離れられない心の状態を意味します。
よく人や物、出来事に対して、非常に強く固執してしまうときに使われます。
そして、執着心が強いとなると、ある特定の人や物に対しての思い入れが強く、そこに捉われて離れられない人のことを言い、恋人に束縛する人が当てはまります。
執着心が強い人が共通する7つの特徴
執着心が強い人の主な特徴は、7つあります。
- 相手を強く束縛する傾向がある
- 部屋が散らかっている
- 諦めが悪く、しつこい
- 過去の出来事を蒸し返す
- 相手に見返りを求める
- 趣味がなく時間を持て余す
- 人間関係が狭い
- 固定概念が強い
- 人のせいにする
- 思い通りにならないと不機嫌になる
- プライドが高い
自己愛性パーソナリティ障害者は異常なほどの執着心
自己愛性パーソナリティ障害者も執着心が特徴的ですが、それはとても強く、病的に感じることがあります。
この異常なほど強い執着心は、2つによる心理が挙げられます。
自己愛性パーソナリティ障害者の心理 相手を支配したい
自己愛性パーソナリティ障害者は、「相手を自分の思い通りにしたい」という思考を持っています。
この障害者は自分のために人が動いていると思い込んでいます。このことから、相手が自分の思っているように動いてくれるまで、しつこく追い続けます。
人が困っていようが気にしないので、自分が描いているように人がしてくれるまで、ものすごい強い執着心で迫ってきます。
世間では通じないような要求でも、自己愛性パーソナルティ障害者は自分の考え方が正しいと思い込んでいるので、相手に粘り強く求めます。
要求を断った場合は、この障害者は突然激昂し始めます。そのため、相手は困り果て根負けしするか避けるようになります。
なお、自己愛性パーソナリティ障害の激昂は、コチラをご覧ください。
自己愛性パーソナリティ障害者の心理 優越感にを味わい快感を得たい
自己愛性パーソナリティ障害者は「自分は他人より優れていて特別な人間である」と思い込んでいます。
さらに、その思考に加えて、自尊心を高めて快感を得たいという思いが強いので、他人から褒め称えもられるようなことを何度も取ります。
この行動や言動が、しつこさに繋がるのです。
自己愛性パーソナリティ障害者は、一度褒められると褒めた相手をターゲットにします。そして、そのターゲットはずっと功績や自慢話を聞かされ続けられます。
なお、功績、自慢話には自分を誇張したいために、嘘が含まれていたり、話を脚色する傾向があります。
体験談 元夫は何十回以上も自慢話を話し続けた
元夫の場合は、一緒に晩酌をすると過去の仕事の功績を何度も話をされました。
もう何十回も聞いているので、私自身が内容を細かく覚えるほどです。
そして、その話す内容は必ず失敗談はありません。自分の功績だけです。
また、元夫は最近の話だけではなく、何十年前の仕事の功績話を何度も何度も話をします。
筆者自身も元夫のことを仕事の話ができる人と思っており、彼に仕事の相談をしましたが、全く聞いてもらえませんでした。
そして、再び自分の話に戻されてしまいます。
筆者が同調したり褒めたりしない限り、元夫は何度も何度も同じ話を続けてきました。
自己愛性パーソナリティ障害者はDVやストーカーをやる
自己愛性パーソナリティ障害者は上記で触れた通り、異常なほどの強い支配したい気持ちがあります。
たとえば、恋人以外の異性とは会社や学校でも一切話したりしていけなかったり、連絡をとったりすることを禁止したりと、かなり強い束縛をしてきます。
さらに酷くなっていくと、学校や会社に行くことも禁止し、恋人が監視できる部屋だけとなったりし、2人だけの狭い世界を築きこうとしていきます。相手が嫌がった場合は暴力や暴言などします。
自己愛性パーソナリティ障害者はストーカーになる傾向が強い
異常な執着心が度を超すと抑えきれず、他人を傷付けてでも手に入れようと行動をします。
この障害は”自分がやってることは正しい”と思っているので、相手と知り合いではくても、電話やメールなど頻繁に連絡をして来るようになったり、家や学校などに付きまとうようになったりとストーカー行為をします。
さらに深刻化すると、監禁などの罪を犯していきます。
自己愛性パーソナリティ障害者の対策は二入きりはNG
異常なほどの強い執着心を持つ自己愛性パーソナリティ障害者への対応は、とても大変なものです。
関わらないようにすることが最善の策でありますが、すでに関わりを持っている場合は、相手がしつこいため並大抵の根気差が必要になります。
まずは、自己愛性パーソナリティ障害者と2人きりの空間を作らないようにしましょう。
人と交流することで自己愛性パーソナリティ障害者を対応しよう
自己愛性パーソナリティ障害者と関わらないことようにするためには、人とコミュニケーションを取るようにしてください。
なぜなら、自己愛性パーソナリティ障害者は、ターゲットにした人が他の人と接触することを極端に嫌うからです。
この障害はターゲットの周りには誰も来ないように、周囲に悪い噂話を流して孤立させます。そして、孤独にさせた後はターゲットの欠点を責め立てながら「私がいないと、おまえは生きれない」と思考にさせながら、徐々に支配関係を築き上げていこうとします。
人の評価がとても気にするこの障害はとても外面がいいので、ターゲットが誰かといるとなかなか支配するための悪口や行動を移すことが難しくなるので、人との関わり絶たないようにしましょう。
また、誰かと話すことで狭い世界観になることが防げます。やはりターゲットになりやすい人は、人間関係が狭く視野が狭い人がなりやすいです。
そのため、人と話すことで常に情報を頭に入れている状態にしていると、自己愛性パーソナリティ障害者と2人だけになったときでも、”この人、おかしい”と小さな違和感でも捕らえ、自分自身で守る力が高まります。
自己愛性パーソナリティ障害者への対策はカウンセリングも重要
自己愛性パーソナリティ障害者が身近にいる場合は、関わりをもたないようにすることは難しいでしょう。近づかないように努力をしても、相手からしつこく接してくるでしょう。
筆者の場合は義父でしたが、元夫の介護があることで関わりが多く距離を開けることができず、毎回かかってくる支離滅裂の話しで怒ってかかってくる電話にとても疲れてしまっていました。
そこで藁をすがる思いでカウンセラーに義父との距離感をどのように作ればいいか相談したところ、自分に合ったアドバイスをもらうことができました。
すぐカウンセラーの言われた通りに対応したところ、義父も面白くなくなったのか、電話も必要最低限になり、最後はかかってこなくなりました。
このように身近か過ぎて距離感をうまく作れない場合は、一度カウンセラーに相談してください。筆者のように自分に合った対策を一緒に探して、解決に繋がります。
とくにオンラインカウンセリングのココナラのカウンセリングがお勧めです。
それは、好きな時間や場所で相談することができ、さらに病院でのカウンセリングより低料金で相談できるのでとても利用しやすいからです。
1分100円からの電話でのカウンセリングがあるので、30分しっかり話したとしても3,000円なので安心です。病院のように保険が効かずに高額な請求が来ないか心配する必要はありません。
まずは会員登録をしてみて、ご自身に合ったカウンセラーや相談スタイル、料金などを見つけてみてください。
自己愛性パーソナリティ障害者と距離をあけようにしよう
自己愛性パーソナリティ障害者は
- 執着心が異常に強い特徴を持っている
- DVやストーカーになりやすい傾向がある
- 距離を保つようにして、二人きりにならないようにする
この3つを押えておきましょう。
自己愛性パーソナリティ障害の人との距離を作ることは、ほかの人と比べてとても大変であり、簡単ではありません。離れるときでも、相手の執着心が強く、根負けをしてしまうことがあります。
そのようにならないためにも、ココナラのカウンセリングのようなオンラインカウンセリングを利用しながら相手の対策をとるようにしましょう。
では、次はコチラをご覧ください。知っておいて損はしない情報です。