自己愛性パーソナリティ障害は2つのタイプの特徴がある

シェアする

自己愛性パーソナリティ障害となると、

・特徴はみんな一緒なの?
・モラハラの特徴はあてはまる?
と疑問を持った方が解決できるブログになっています。
この記事「自己愛性パーソナリティ障害は2つのタイプの特徴がある」を読むと、同じ障害でも特徴が違うタイプがあることを5分で知ることができます。




自己愛性パーソナリティ障害は2つのタイプが存在

自己愛性パーソナリティ障害は2つのタイプが存在

自己愛性パーソナリティ障害は特徴を大きく分けると2つのタイプがあります。そして、その特徴が真反対なので全く逆の性格にみえます。

自己愛性パーソナリティ障害タイプ1 周囲を気にかけないタイプ

周囲を気にかけないタイプ「無関心型」は、自分は特別な存在だという感覚を持ち、自己の存在を多くの人の中でアピールしたいという欲求が強く、攻撃的な人です。

無関心型の主な特徴は、7つあります。

  1. 他の人々の反応に気づかない
  2. 傲慢で攻撃的
  3. 自分に夢中である
  4. 注目の的である必要がある
  5. 発言はあるが聞く耳は持たない
  6. 見かけ上は、他の人々によって傷つけられたと感じることに鈍感である
  7. 対人関係で人を道具のように利用する

自己愛性パーソナリティ障害タイプ2 周囲を過剰に気にするタイプ

このタイプは「過敏型」と言われ、周囲からの批判や侮辱に敏感で傷つきやすい人です。
性格も内向的で、周囲からの拒絶や侮辱を怖れ、注目される場面を避けようとします。

過敏型の主な特徴は、6つあります。

  1. 他の人々の反応に過敏である
  2. 抑制的、内気、表に立とうとしない
  3. 自分よりも他の人々に注意を向ける
  4. 注目の的になることを避ける
  5. 侮辱や批判の証拠がないかどうか他の人々に耳を傾ける
  6. 容易に傷つけられたという感情をもつ。羞恥や屈辱を感じやすい

自己愛性パーソナリティ障害は病院だと4パターンに分類

自己愛性パーソナリティ障害は2つのタイプがあるとお伝えしましたが、病院では自己愛性パーソナリティ障害の患者をもう少し細かく分けます。

心理学者バーステンによると、自己愛性パーソナリティ障害の患者は4つのタイプに分けられます。

  1. 妄想型…自分が一番という思いを揺るがすような現実は直視しない。他人に対して批判的で疑り深い。
  2. 男根型…自分に自信があり活発で、他人はどうでもいいと馬鹿にする。傲慢で打ち解けにくい印象。
  3. 渇望(かつぼう)…人は自分を支えるためにいるという思考を持ち、他人の賞賛や支持を過剰に求める。
  4. 操作型…都合の悪いことは無視し、他人を自分の思い通りにしようと巧みに操る。

細かく4タイプに分けていますが、特徴である”他人の気持ちに無関心で、愛しているのは自分だけという思考”んでの、他者の共感性は全く持っていません。

自己愛性パーソナリティ障害の治療方法を紹介

自己愛性パーソナリティ障害の治療方法を紹介

自己愛性パーソナリティ障害のタイプは大きく分けて2つあり、その特徴を見ると正反対のということが分かりました。

それでも同じ精神障害なので「自己愛がとても強すぎて、人の気持ちを理解できない」という思考は共通点しています。
だから、性格が極端に違っていても、人をひどく見下す態度の裏側には劣等感があったり、また逆に内気に見えて横暴であったりします。

このように違った部分が現れるのは、自己愛性パーソナリティ障害の特徴がどのような形で表面化するか、しないかの違いだけです。

このことから自己愛性パーソナリティ障害ということは変わりはないので、性格が真逆の2つのタイプも治療法は同じになります。

自己愛性パーソナリティ障害の治療法は、コチラをご覧ください。

自己愛性人格障害者を知るとなると、「自己愛性人格障害は治るの?」「何か治療法がある?」と疑問を持った方が解決できるブログになっています。 この記事を読むと、自己愛性人格障害者の治し方を理解することができます。

なお、自己愛性パーソナリティ障害の人は男性がやや多く、ほかの人格障害と比べると中年層が多く見られる傾向があるとのことです。

自己愛性パーソナリティ障害への対応は感情移入しない

自己愛性パーソナリティ障害への対応は感情移入しない

自己愛性パーソナリティ障害のパターンを把握することで、どのタイプか目安が立てやすくなり、病院では根本的な治療法が同じでも接し方などは変えていきます。

このパターン別で対応を変えていくことは、プロである精神科の先生ぐらいしかできません。

そのため、普段の生活で出会った場合は、感情移入をしないようにしましょう。自己愛性パーソナリティ障害の人は言葉巧みに話しかけてきますが、相手の気持ちのことを少しも考えていないので、絶対に心を許してはいけません。

自己愛性パーソナリティ障害の対応に疲れたらカウンセリングへ

自己愛性パーソナリティ障害の人への対応は、相手が異常にしつこかったり、執着が強かったりして、長い時間苦しむことがあります。

そのため、自身が対応とることに疲れてしまうことが多くあります。

その場合は、友人や家族ではなく人の心理をプロとするカウンセリングへ相談するようにしてください。

なお、どこの病院をでカウンセリングに迷った場合は、オンラインカウンセリング【ココナラ】カウンセリングを利用してみましょう。



 1万人以上のカウンセラーがが登録しているので、ご自身の相談に合う先生や相性が合う先生を選ぶことができます。

さらに、病院と同じ本格的なカウンセリングなのに、初診料がないので料金も病院より安く利用することもできます。

ぜひ、無料会員登録して【ココナラ】カウンセリングでアドバイスや自己愛性人格障害の対策法を教えてもらいましょう。

\利用者1万人以上でリピーター続出!【ココナラ】カウンセリング/

自己愛性人格障害の特徴はタイプ別に行動や発言が違う

自己愛性人格障害の特徴は

  • タイプ別に分かれ見た目の性格は違うが、根本的には自分しか関心がない
  • 治療法はどのタイプも同じ方法になる
  • 対応方法は思いやりを持ってはいけない

この3つを知っておくと、性格が異なる自己愛性人格障害を抑えることができます。
雰囲気が違って惑われそうになりますが、この障害の自分中心に人は動いているという思考です。自分が振り回されない程度に対応をするようにしましょう。

スポンサーリンク