自己愛パーソナリティ障害となると、
・やっぱり離婚した方がいいの?
筆者の場合は、モラハラによる体験を経験し、同じ症状を味わいました。
自己愛パーソナリティ障害者からの悪い影響は6つある
自己愛パーソナリティ障害者と一緒に暮らしていくと、配偶者は主に6つの精神状況になります。同じくモラハラの被害者も該当します。
自己愛パーソナリティ障害者による影響1 自信をなくしていく
自己愛パーソナリティ障害者は、陰湿にしつこく繰り返えすことが特徴です。
そのため、一緒にいる配偶者は、友人関係や親、仕事など、ことあるごとに馬鹿にされ、人格を傷つけられ続けます。
毎日のように、けなされたり、否定したりするので、だんだんと自分が人より劣っている感覚になり、次第に自信を持てなくなます。
自己愛パーソナリティ障害者による影響2 自発的な行動や発言をしない
自己愛パーソナリティ障害者は、自分に従う奴隷を求めています。そのために、自然と相手に言わせないような状況を作り上げていきます。
- 言いたいことが言えないように威圧的な態度をする。
- 揚げ足をとったり些細な言い間違いやミスを、しつこく指摘する。
- 話をすると、馬鹿にしたり否定したりする。
- 配偶者の発言に、好意的な反応を返すことをしない。
- 自分とって都合の悪い発言は、無視する。
- 些細な言葉に激怒したりネチネチと説教。
- 失敗すると、細かく責め立てたり説教したりする。
このような状況を、長期間繰り返します。すると、配偶者は「何も言わない方がいい」と自発的な発言を諦めていくように徐々になっていきます。
筆者も発言・行動をするたびに小言を言われ、親のことも言い始めたので、「自分自身が何も言わないとコトがおさまる」と思い、言ったり、やったりすることを諦めました。
自己愛パーソナリティ障害者による影響3 判断力がなくなる
配偶者は自己愛パーソナリティ障害者に「何かやると文句を言われる」と思うように、日々の生活に不安を持つようになります。
このことから、何か失敗して言われないかと常に緊張して過ごすので、家事や仕事などの能率も悪くなります。
効率が悪くなると、失敗が増えるため、さらに自己愛パーソナリティ障害者のターゲットになります。
また、仕事の場合は失敗が多いと、職場の人たちの信用も減っていき、仕事を辞めたり休職したりしなければならない状況に陥り、居場所を失っていきます。
自己愛パーソナリティ障害者による影響4 無気力になり思考が停止する
毎日、自己愛パーソナリティ障害者から人格を否定されるため、何をしても言っても「頑張っても貶される」「何かをやってみても、嫌味を言われるだけ」という思考になります。
すると、配偶者は物事に対して無気力になります。たとえ、好きなことでも、やる気はできません。このような状況は、うつ病の一歩手前です。
筆者も好きな買い物さえ、自分のお小遣いで買っても文句を言われるので、何も買わなくなりました。
この時は、買い物に行っても楽しめず、ただ元夫だけが買い物をしているのをひたすら待っている状況でした。
自己愛パーソナリティ障害者による影響5 感情の感覚がおかしくなる
物事に対して無気力になると、合わせて感情が麻痺していきます。それは無意識のうちに、感覚や感情を意識から分離しているからです。
そのため、今起きている出来事が他人事のように感じます。とくに苦しいことや悲しいことには気づかないようにします。
とくに自己愛パーソナリティ障害者に養ってもらっているほど、その感覚になります。
筆者もテレビを観て悲しくなったり笑ったり喜怒哀楽があったので、自分自身の気持ちの感覚はなくなっており、知人に指摘されるまで気づきませんでした。
自己愛パーソナリティ障害者による影響6 ヒステリックになる
自己愛パーソナリティ障害者に毎日、何かと言われていると、精神的にかなり追い込まれます。
そのため、自分自身もちょっとした言動に過敏に反応して攻撃的に物事を言い、自分を防御をするようになります。
また、過度なストレス状態が続いているので、感情の制御ができず、些細なことでも爆発し感情が止められなくなります。
自己愛パーソナリティ障害者の夫や妻の人生の最後は悲惨
自己愛パーソナリティ障害者やモラハラをする人と一緒にいると、配偶者の心理状態が異常になっていき、体や心にも影響がでてきます。
自己愛パーソナリティ障害者の配偶者は精神病や身体なりやすい
自己愛パーソナリティ障害者は、自分が優位になりたいため、配偶者をバカにしたり、人格否定したりします。その攻撃的な態度は、自己愛パーソナリティ障害者から離れない限り永遠と続きます。
その環境から抜けだせなくなってしまうと、正常だった夫や妻は常に不安や恐怖を抱くようになります。そして、最後は心や体の病気を発症するようになってしまいます。
【自己愛パーソナリティ障害者の影響でかかりやすい病気】
- 抑うつ感
- 自己嫌悪
- 対人緊張
- 摂食障害
- 不眠症
- 胃痛
- 生理不順
- 過食
- 食欲不振
- 精力減退
- 円形脱毛症
- ストレス反応性の自律神経失調症
- 身体表現化障害(転換性障害)
- うつ病
- 適応障害 など
自己愛パーソナリティ障害者の配偶者は自殺願望を持つ傾向
自己愛パーソナリティ障害者に自分自身の価値がないと言われ続けると、言われていた夫や妻は自分が生きてても意味がないと思い始め、重篤な人格障害状を引き起こします。
最悪の場合は、自殺願望を持つようになってしまいます。
しかし、配偶者がこのような心理状態になっても、残念ながら自己愛パーソナリティ障害者は悲しむことはありません。
逆に病気になったことで、今まで以上に相手がやはり無能と思い、さらにバカにした態度をとったりします。
自己愛パーソナリティ障害者のパートナーは幸せはない
相手が自己愛パーソナリティ障害となると、
- 配偶者の人格をことごとく傷つけ、否定し続ける
- うつ病や胃痛など心身に影響がでる
- 症状が酷くなると、自殺願望を持つようになる
この3つを押えておきましょう。
今回は自己愛パーソナリティ障害者に焦点を当てていますが、モラハラの被害者も同じです。もし、ご自身に該当した場合は、今一度自分のことを考え直すキッカケかもしれません。
では次はコチラをご覧ください。自己愛性人格障害者やモラハラをパートナーに持つと、離婚することを考える人がとても多いです。知っておいても損にはならない情報です。