体験談で脳卒中の手術と入院の費用を紹介

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脳梗塞や脳出血となると、

・入院期間は?
・費用はどれぐらかかるの?

と疑問を持った方が解決できるブログになっています。

この記事「体験談で脳卒中の手術と入院の費用を紹介」を読むと、脳卒中の怖さや医療保険の必要性が分かるようになります。

なぜなら、筆者の元夫が脳出血になり重度の後遺症になった経験したからです。




脳梗塞や脳出血などの脳卒中は日本で多い病気である

脳梗塞や脳出血などの脳卒中は日本で多い病気である

年間約29万人にもなっている脳卒中は、日本では三大疾病の1つです。
この脳卒中は、脳に血液が流れなくなることによって脳の神経細胞が壊死する病気全般を示す言葉です。その原因によって、脳梗塞や脳出血などに分類されます。

脳梗塞や脳出血などの脳卒中の原因は普段の生活習慣!

脳卒中の原因は、普段の生活習慣が原因と考えられています。

偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙など毎日の生活の積み重ねによって引き起こされているため、老若男女誰でもなる病気です。
最近では、50歳未満に発症するケースが増えています。

脳卒中による治療と入院期間は長い時間がかかる

脳卒中による治療と入院期間は長い時間がかかる

脳卒中の治療期間は、とても長くかかります。

なぜなら、脳卒中は後遺症障害がでることがあるので、その症状を緩和させるために行なうリハビリに時間をかけるからです。

たとえば、30代で骨折した場合は約2週間程の入院になりますが、脳卒中で入院すると平均3か月かかります。年齢が高齢になるほど治療・入院期間は長期になると言われています。

脳卒中の入院期間は最大6か月かかることもある

脳卒中で入院すると「急性期」と「回復期」と2つの段階ですることがあります。

急性期は、発症から病状が安定するまでの期間を言います。
この時期は多くの方が手術した病院や総合病院で過ごし、入院した翌日から、座ったり、姿勢を整えたり、手足の関節を動かしたりするリハビリをします。
期間は病状が落ち着くまでになり、だいたい2週間から1か月になります。

回復期は病態が安定し、麻痺などの回復、基本的な身の回り動作の改善や日常生活に戻れることを目指す期間をいいます。
急性期にいた病院から転院し、リハビリを専門にした病院に移り、ストレッチやマッサージ、計算や漢字などのドリルを使った脳のトレーニングをします。

入院期間は、脳卒中による後遺症に程度によりますが、平均2,3か月です。長くても、医療保険で定められている6か月までになります。

さらに、リハビリ病院を退院してからは自宅治療が始まり、週に1度ほどリハビリ病院へ通院します。この自宅治療は約1か月から3か月程になります。

脳卒中による入院費用は健康保険を使っても高額になる

脳卒中による入院費用は健康保険を使っても高額になる

脳卒中の治療には、3割負担になる健康保険を使うことができます。
しかし、それでも脳卒中での手術や治療はかなり高額になるため、多くの方が「高額療養費制度」を利用しています。

この「高額療養費制度」は、日本の医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度です。
年齢や所得に応じて上限額が定められておりますが、医療費の家計負担が重くならないように作られています。

脳卒中の手術や入院は高額療養費制度を利用しても高い

脳卒中での入院費用は、高額療養費制度を利用してもかかります。

なぜなら、入院する期間が長いため、高額療養費制度で除かれたベッドや食事代などがかかるからです。

体験談 脳出血した元夫は入院期間が6か月で費用も高額だった

筆者の元夫の場合は1か月一般病院で入院し、そのうち集中治療室に4日程いました。高額療養費制度を利用し、ベッド代や食事を含めて約18万かかりました。
高額療養費制度を使用してもやはり2桁になります。

さらにリハビリ病院では1か月14万円ほどかかり、4か月入院したため約45万円以上はかかりました。

元夫に脳卒中にかかった治療・入院費用は65万以上になります。これらの元夫にかかった費用は、脳卒中による治療と入院費の平均金額です。

そのため、脳卒中での治療・入院費用は65万以上と見込んでおくといいでしょう。

脳卒中は後遺症が残りやすく仕事復帰も大変なこともある

脳卒中は後遺症が残りやすく仕事復帰も大変なこともある

脳卒中を発症した方は死亡したり、後遺症障害で介護が必要になったり、障害手帳を取得する方がの半分以上いらっしゃることが現実です。

脳梗塞の場合は20%が亡くなり、20%が後遺症がなく退院し、その残りの60%が後遺症障害が残ったという報告があります。

この後遺症障害は脳の病変がどの部位に起きたかによって異なりますが、主な症状は6つです。

  • 体の半身の運動麻痺
  • 感覚障害
  • ろれつが回らない
  • 言葉が出ないなどの言語障害
  • 物が二つに見える「複視」
  • ふらついて手足がうまく動かない「体幹・四肢失調」

脳卒中による後遺症障害は重症度で社会復帰が難しいこともある

脳卒中による後遺症障害は脳の損傷した部位や酷さにより重症度が異なります。
そのため、今までの職場に戻ることが厳しかったり、また社会復帰が難しいこともあります。

さらに脳卒中による「うつ病」を発症する確率が40%となっており、後遺症のほかにうつ病で苦しまれている方が多く、社会復帰がさらに厳しい状況になります。

体験談 脳出血で十度の障害を持った元夫は仕事復帰が非常に大変だった

筆者の元夫は脳出血により高次脳機能障害者になりました。
重度に近い中程度の失語症と集中力がなくなったことで、日常生活ができることから始めたので約1年以上のリハビリが必要でした。

このような状態だったので、リハビリ病院のソーシャルワーカーに仕事に戻れるか、また新しい仕事の場合は就けれるか相談しても「私たちでも分かりません」と言われました。

まだ現在の日本は障害者の雇用体制があまり整っていません。さらに高次脳機能障害は社会復帰に難しい傾向が強いため、ほとんどの会社自体実績もあまりありません。

総合病院のソーシャルワーカーは、高次脳機能障害で社会復帰できた方は大手で勤めていた方1名しかいなかったと聞きました。
しかし、その方も復帰して、1か月後には退職されたとのことでした。

このような障害と社会の仕組みのため、今後の生活の見通しが全くできませんでした。
そのため、元夫が倒れてからは医療保険と元夫の傷病手当、自分の給料をできるだけ貯めて、今後の生活の足しにできるようにしていました。

脳卒中に備えて医療保険には必ず加入しておこう

脳卒中に備えて医療保険には必ず加入しておこう
脳卒中は若い世代からでもなります。そして、脳卒中の後遺症障害は残りやすく、日々の生活に支障が出る方もいらっしゃり、当人、その家族が生活が劇的に変わることで苦しまれてます。

筆者も元夫の脳卒中により生活が180度変わり、最後は離婚することになりました。とくに高次脳機能障害になった方の家族にアンケート結果は、80%以上が離婚していました。

このように日本の3大疾病の一つである脳卒中によって、家族全員の生活が変わってしまいます。そのため、何があってもいいように必ず医療保険には加入してください。

3大疾病の保険は、どこの保険会社にも用意しています。ご自身が3大疾病も対象になっている医療保険に加入しているか確認しておきましょう。

脳の手術が使える3大疾病の保険は高額なので見直しが必要

3大疾病の医療保険にも加入すると、月額にかかる費用がかなり増えます。
とくに、すでに入っている保険に三大疾病の保険をプラスすると家計が圧迫しやすくなる傾向があります。

毎月の生活が苦しくなるからと言って、3大疾病の保険に入ることをやめておくと、脳卒中になったときは本当に生活が苦しくなります。加入していた筆者も苦しい経験をしました。

そのため、自分に合う医療保険をきちん見直してから加入してください。

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脳卒中は生活習慣で未然に防いで医療保険はお守り代わり

脳卒中での治療と入院は、

  • 入院期間が長く、平均2、3か月はかかる
  • 費用は高額療養費制度が使えるが、2桁になる
  • 3大疾病の保険には加入しておくこと

この3つを頭にいれておくと、慌てることがなくなります。
また、誰にでもなる脳卒中は生活習慣を見直すことで未然に防ぐこともでき、万が一なったときも医療保険に加入しておけば、精神的なダメージがかなりなくなります。

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