毒親と毒親育ちの子どもの特徴を教えます

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「毒親」をよく耳にするけれども、

・毒親に特徴はある?
・毒親育ちだけど、今後どうしたらいい?
と疑問を持った方が解決できるブログになっています。
この記事「毒親の特徴と子どもへの人生への影響力を教えます」を読むと、性別による毒親の特徴や毒親への対処方法が5分で分かります。




毒親には基本的な特徴を2つ持っている

最近メディアでも取り上げられる毒親は、子どもの人生に対し毒となる親と言われています。

人は赤ちゃんが生まれて初めて親となるので、完璧なお父さんとお母さんはいません。そのため、子どもに感情で怒ってしまったり、手を上げたりすることもあってしまいます。
ただし、この行為は決して子どもを嫌って行う好意ではありません。
このように感情で叱ってしまった親でも、子どもに対して無条件の愛情を与え、健やかに育って欲しいと願っています。

しかし、毒親の場合は、このような考えがなく、子どもに対して執拗に悪影響を与えます。
虐待や育児放棄のほか、過保護などといった様々なタイプがいますが、根本的に毒親の特徴として大きく2つの共通点があります。

毒親の特徴1:子どものことは全く考えていない

毒親として有名でもある特徴が、「子どものことを考えていない」という思考です。

暴力も該当しますが、子どもの将来に口出し過ぎること親も当てはまります。
たとえば、子どもがサッカーを習いたいと言っても、将来役に立たないからと頭ごなしに否定し、親自身が行かせたい難関中学や高校のために強制的に進学塾に行かせる父、母です。

このような親は「子どもの将来のため」「教育のため」と言いますが、実際は自分の欲望やプライドを満たすことしか考えていないため、子どものことは全く考えていません。
ある弁護士は、このような虐待を「教育虐待」と命名しています。

自分ができなかったことを子どもに無理に押し付けたり、人形のように扱うことは、親が子どもを所有物として見てしまっています。
そのため、子どもの気持ちを全く汲み取っていないうえ考えてもいません。

毒親の特徴2:親と子の境界線があやふや

毒親の特徴の2つ目は「親と子の境界線があやふや」ということです。

特徴1でも少し触れましたが、親が子どもを所有物として見ていることは境界線があやふやになっていることが原因でもあります。

このことから、自分の思い通りに子どもが言うことを聞かないと激昂し、虐待などに結びついてしまいます。

毒親の父親は3つの特徴がある

世間では毒親のイメージは母親が強いですが、父親にもいます。
そして、毒親の特徴は基本2つが共通しているので変わりはありませんが、父親ならではの特徴もあります。

毒親の父親の特徴1:暴力をする

良く見られる毒親の父親の特徴としては、暴力行為です。手を上げたり、蹴ったり、大声で怒鳴る、子どもが大切にしているものを壊すなどといったことも当てはまります。

暴力の目的は子どもを自分の所有にしたいため、暴力で支配しようとしているからです。
このようなタイプは母親も暴力で支配していることも特徴で、DV(ドメスティック・バイオレンス)になります。

毒親の父親の特徴2:モラハラをする

多くの父親が一家を経済的に支えいるので、家にお金を入れなければ、家庭は破綻してしまいます。

毒親の父親はこれを利用して「文句があるなら出て行け」「今までの育児代を返せ」「だれが飯を食わせてやっているんだ」などと経済的な脅しをします。
そして、子どもだけではなく母親まで、自分しか通じない内容で脅します。

毒親の父親の特徴3:自分の考え方しか理解できない

毒親の父親は、話しが通じないという特徴もあります。自分が常に正しいと思い込んでいたり、自分の考えを理解しない人を見下したり、人のせいにしたりするなどといった特徴がです。

自分の考えしかないため、ほかの人の意見を受け入れることができません。反論したとしても、言葉や暴力で支配します。

毒親の母親の特徴は2つある

母親ならではの毒親の特徴が2つあります。

毒親の母親の特徴1:父親の存在感が異常に薄い

母親が毒親の場合は、家庭における父親の存在感の非常に薄いです。いるかいないか分からないほどです。

それほど存在感なので、家庭のことは母親が一人で仕切ります。すると心に余裕がなくなり暴走したり、偏った価値観を押し付けてきても止めません。
このことから母親が毒親化してしまうのです。

毒親の母親の特徴2:嫉妬心が非常に深い

毒親化した母親は非常に嫉妬深いということも特徴の一つです。
近所や子どもの同級生の比較以外に、子どもまで自分と比べ嫉妬します。
嫉妬が強い人は負けていることが許せれないので、子どもを使って他者に卑怯なことをしたり、子どもに対しても嫌がらせをします。

毒親に育った子どもは将来に影響し生きていく

毒親に育った子どもは将来に影響し生きていく

毒親の元で育つ子どもは、心に問題を抱えて生きていく傾向がとても強いです。
そして、そのような親に育てられた子どもには共通する特徴ができます。それは自己肯定感が異常に低いことです。
過保護に育てられても、育児放棄されたとしても、親が子どもを認めていないことに変わりません。

このことから自己肯定感が低い子どもは、主に6つの性格を持つ傾向があります。

毒親に育った人の特徴1:アダルトチルドレンに育つ

アダルトチルドレンは、親からの過干渉や親の理想に押し付けられ言う通りの道を歩んできたりなど家庭内トラウマによって傷つき、自分を持たないまま成長してしまった人です。

この人たちは大人になっても子どもの頃に親が縛られた経験によって、生きていく上で様々な面に困難を生じながら生活しています。

たとえば、自分自身の感情が感じられなくなったり、逆に誰かのために生きることが生きがいになってしまったり、居場所のない孤独感に苦しんだりしています。

これは毒親に育てられた子どもがなりやすいもので、女優の遠野なぎこさんがアダルトチルドレンの影が見え隠れしています。

毒親に育った人の特徴2:自分に自身が持てず批判的になる

毒親の元で育った子どもは、自分に自信を持つことができず、自分のことを嫌いになる傾向が強いです。

そのことから人から褒められたとしても、褒められた箇所を批判的に見てしまい、自分自身の悪いところと捉えてしまいます。

毒親に育った子どもは自分に自信がないことに加えて、自分の評価をはとても批判的に厳しく採点します。

なぜなら、幼少期に自分の価値は親に決められてきたため、自分自身に対する価値観やほかのモノに対する価値観をなくしてしまっているからです。

毒親に育った人の特徴3:自分がすることに罪悪感を持つ

毒親に育った子どもは、親の顔色を窺いながら行動をしています。そのため、大人になり、自分自身で行動をするときに罪悪感を抱く傾向があります。

たとえば、アルバイトしたお金で、ご褒美にオシャレな服を買うことでも、罪を感じてしまいます。
トラウマが酷い場合は、自分自身でやってみたいという気持ちが生まれただけで罪悪感を感じしてしまう人もいます。

毒親に育った人の特徴4:人間関係がうまく築けない

人は愛情をもらうことで、人に愛情を注ぐことができるようになります。
そのため、親から愛情を受けていない子どもは、人への愛情の与え方や人への接し方を理解することが困難です。

そのため、大人になってもコミュニケーション能力が身についていなかったり、低かったり、偏ってたりするため、うまく人間関係を築き上げることができません。

毒親に育った人の特徴5:人からの評価に敏感に気にする

親から批判されることを恐れ顔色を伺って生活をしていたので、自分に対する評価が低く、人からの評価をとても気にします。
そのことから人からの批判されたり、冷たい態度をとられたりすると、すごくショックを受けます。

また、人から言われたことが自分自身に非がなかったことでも、すべて自分が悪いと思い込んでしまいます。
このことが原因で職場や学校で注意されると退職したり、不登校になったしまったりする傾向があります。

毒親に育った人の特徴6:自分の感情を出すことが苦手

喜怒哀楽の感情を表に出すと、毒親から怒られたり、暴力を受けたりするので、子どもは感情を押し殺す癖がつきます。

そして、そのまま成長をすると、感情を表に出すことがとても下手だったり、できなかったりします。

毒親への対処方法は絶縁することを視野を入れる

毒親への対処方法は絶縁することを視野を入れる

自分の親が毒親と感じた場合は、早めに対処するようしましょう。
なぜなら、親が毒親だと自覚していることは全くないので、親の考え方が変わったり改善されたりすることはないからです。

また、親だからいつか自分のことを理解してくれるという考えを持つこともやめましょう。時間は解決してくれません。

むしろ社会に出ても子どもの頃と同じようにあやゆることに干渉したり、お金を要求してきたりするなど、自分の人生を壊されていくだけです。

毒親が言ってくることはきちんと聞かなくても問題ない

毒親は常に小言を言ってることが特徴です。

なぜなら、強い不安を持っており常にアンテナを立てていることで、物事の粗を探すことが身に付いているからです。それは、自分の子どもに対しても同じです。

しかし、毒親は自分たちの言動を記憶に残していません。子どもが親に傷つけられたことを言われ、後日訴えても覚えていません。

それは、毒親の意識がいつもどこかに飛んでいて、正常な状態ではありません。感情も麻痺しているので、このことを言ったら、相手はどのように感じるか、自分はどう感じるということはスッポリ抜けています。

多くの毒親が愚痴や文句を言っているときは、過去の記憶に飛んでおり、今話している人がいるという認識はありません。人と話しているけれども、独り言を言っているようなものです。

そのため、毒親が愚痴や不満を言ってきても何を言ったか分からないですし、記憶に残らないので、まともに受け取らないようにしましょう。

毒親を対処するには自分の一番大切なことに気づくことが大切

毒親を対処するには絶縁が一番望ましいです。

しかし、毒親に育てられた子どもは今まで親の顔色を伺って生きてきたので、知らずに互いに依存しています。
そのことが原因で、絶縁したいと勢いで家を出ても失敗するリスクがとても高くあります。

そのため、家を出る前にまずは自分が今思っていることややりたいことを見つけ、自分の行き方を見つけるようにしてください。

なぜなら、親のことばかり考えて毎日緊張している生活していたので、自分の人生で、何が一番大切か全く気づいていないからです。
酷い場合は、何がしたいか、何を感じたかといった自分本位の気持ちや考え方を分かっていません。

そのような状態で家を出て行っても自立した生活はかなり厳しい状況になります。些細なことからでも構わないので、自分らしさを取り戻すキッカケを作りましょう。

さまざまな視点や感じたことによって自分を取り戻すことができたときは、次第に親への依存がなくなってきます。

そして、絶縁ができるタイミングが来たときは、心が整っているので後悔などがつきまとうことなくできるようになっているでしょう。

毒親で苦しくなったら臨床心理市へ相談することも必要

毒親で育つと、親のために動いていたので自分が何のために生きていることを見つけることに、とても苦戦します。また、人との距離の作り方も不器用で生きづらいことで悩んだりします。

そのように毒親の影響で人とのコミュニケーションの取り方や将来の夢、毒親との距離の作り方で悩んだり、また毒親に対してあまりにも嫌気や辛かったりした場合は、臨床心理士に相談してください。

筆者の場合は自分の親が毒親ではありませんでしたが、元夫の親が毒親でした。

元夫が入院した病院ですが、義父の思考が一般常識外だったので、医師と含めた家族での話し合いをする時は臨床心理士が元夫の親への接し方を事前にソーシャルワーカーに指示し、話を進めていったほどです。

また、臨床心理から筆者に合った義父との接し方などを何度も一緒に探りながら見つけていきました。

このように臨床心理に相談すると、自分に合った解決方法を探してくれアドバイスをもらえるので、相談するようにしてください。

とくにココナラカウンセリングは、会員登録すればスマホなどで気軽に相談することができます。




さらにココナラのカウンセリング病院の料金より低価格で利用できます。1分100円からの電話相談があるので、30分しっかり話をしても3,000円程なので安心です。

もちろん決まった先生が見つかった場合も、何度も利用することもできます。誰かに話を聞いて欲しい人でも利用できるので、ぜひ相談してみてください。

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毒親育ちは自分らしさを見つけて生活してみよう

毒親は

  • 性別によって特徴もある
  • 育てらた子どもは大人になっても苦しむ
  • 自分を見つけることが絶縁しやすい

この3つを押さえておきましょう。

元夫も毒親の被害者ですが、そのような家庭環境に育ったことを理解していません。親ももちろん認識していないので、いつまでもこの家族環境にいます。
そして元夫は高次脳機能障害になったので、さらに親のいいようにされいる状況です。お金も管理され、自分らしく生きていない状況です。

このように毒親と気づかないと、自分の人生がすべて影響します。そのため、毒親と絶縁をしたいと強く思う方は、まずは自分らしさを見つけるようにしてください。

そして辛くなった場合は、誰かに話を聞いてもらったり、カンセリングを受けたりして気持ちを調えるようにしましょう。

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では、次はにコチラを目に通しましょう。毒親の中には自己愛性人格障害の方もいらっしゃります。知っておいて損はしない情報です。

自己愛性人格障害を聞いたことがあるけれども「どのような特徴があるの?」「自己愛性人格障害のチェックリストで診断してみたい」と思った方が解決できるブログです。 この記事を読めば、自己愛性人格障害の主な性格が5分で分かります。
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